かながわCDについて

かながわCDは、神奈川の患者(とその家族)有志によって1997年に設立されたクローン病の患者会です。

クローン病は、近年患者数が増加してきているとはいえ、まだまだ認知度は低く、患者数も少ない病気です。まだ治療法も確立されておらず、再燃を繰り返すことも多く、長い期間つきあわなければならない病気です。

このようなクローン病と診断された方やご家族には、不安になったり落ち込んだりする方も多いと思います。最近では、書籍やインターネットでの情報も手に入れられるようになってきました。それでも、病気の理解が不十分なために悩んだり、同じ病気の人と会えずに孤独感を味わっている方も多いのが現状です。

かながわCDは、このような患者さんのために、講演会・交流会の開催、会報の発行などを通して、日常のケアやノウハウ、最新の医療などの情報をお伝えしたり、心を受け止め合うことで病気に関する悩みや不安な気持ちを和らげ、少しでも多くの患者さんのQOL(Quality Of Life:生活の質)の改善をはかることを活動の主眼にしています。
そうして、良い状態を長続きさせ、病気のことばかり考えることなく、本来の人生を送っていただくためのお手伝いができたらと考えております。これらの活動を通して、同じクローン病を抱える者同士、仲間として支え合っていくことができましたら幸いです。

かながわCDロゴカラーs

 

神奈川クローン病患者会