2020年4月22日付で厚生労働省より地方自治体に対して「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた公費負担医療等の取扱いについて」という事務連絡が出されました。これによりクローン病が関連するところでは、「小児慢性特定疾病医療費」および「指定難病特定医療費」の各受給者証の有効期限が満了日から1年延長されることになりました。(5/25追記:神奈川県については受給者証は新しい有効期限のものが送付されることになりました。)詳細はお住まいの都道府県、政令市より後日通知があるものと思いますのでそちらをご確認願います。
昨今のコロナウイルス感染症感染拡大を受けて、かながわCDが加盟するNPO法人IBDネットワークはJPA(一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会)等とともに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染防止対策として、本年度の指定難病更新申請の1年延期の緊急要望書を厚生労働省に提出していました。(更新申請延期要望書200326(PDF) (IBDネットワークのサイトにアクセスします。))1年延長が実現できたことで、患者が申請のための検査で病院に行くことによる感染リスク低減や新型コロナウイルス感染症対応でギリギリの対応を迫られている医療機関、行政(保健所等)への負担低減が図れることになり朗報といえます。